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隆志とさやかは顔を見合わせてクスクス笑った。
「じゃあ3人で一緒に行こうか」
さやかがそう言うと、隆志はニカッと笑って頷いた。
それから3人は手を繋いだまま歩きだした。
少し遠回りになるものの、さやかと隆志は凜を小学校の校門まで送っていった。
凜と手を振って別れ2人で並んで凜が入っていった玄関を見ながらさやかが言った。
「……隆志、昨日のことだけどね」
「あぁ、……うん。なんだ?」
隆志は緊張してさやかを見たが、さやかは視線を変えずに言った。
「まず、びっくりした。突然だったし……」
その言葉に隆志は苦笑した。
「まぁ色気のない告白だったしな」
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