手紙

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さやかは苦笑しながらも楽しそうで、隣で顔を赤くしている母、早苗に言った。 「お母さん、大丈夫?顔真っ赤だよ?」 「大丈夫よ。ねぇ美月?」 早苗は膝にのせている美月の頭をニコニコしながら撫でた。 さやかはそれを見て楽しみながらも少し呆れ気味で笑った。 結局、夜11時を回った頃に親たち4人は酔い潰れた。 さやかは自分のペースを保っていたため大丈夫だった。 一方凜は親たちと騒ぎながら飲んでいたものの、いつの間にか酒に強くなっていて酔ってこそいたが意識はしっかりしていた。 2人はまず母親たちはさやかの部屋に運び、父親たちは凜の部屋に運んだ。
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