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2人の言葉に、陸は顔を真っ赤にして俯いた。
「やっぱり、りっくんはりっくんだねぇ~」
渚がそう言って笑うと、凜と海も頷いて笑った。
「そうだ、陸。そろそろ美術室行こうよ。じゃないと、部員全員がここまで来ちゃうからさ」
「あ、うん」
凜の言葉に陸は頷いて、2人は校舎に戻っていった。
その2人の背中に、海が手を振りながら大きな声をかけた。
「じゃあ後でな!矢吹も今日はうちに泊まってけよ!」
美術室につくと、陸はあっという間に部員たちに囲まれた。
留学の話も、凜が出て行った後に東が話していたらしく、全員が知っていた。
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