想いと決意

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途中から渚の父親がワインを持ち出し、大騒ぎだった。 渚の父親は下戸らしく、10時には酔い潰れて寝てしまった。 渚の父親が寝てしまったのをきっかけにお開きになった。 しかしその後、凜、陸、海、渚は陸たちの家に場所を変えて騒ぎ続けた。 渚は酒は飲まず、ジュースを飲んでいた。 凜は少し酔っていたが、海はケロッとしていて意外にも陸も平然としていた。 凜が足どりが怪しくなってきたので、陸と2人で酔い醒ましに庭に出た。 「陸って酒強いんだな。意外だなぁ~」 凜がケラケラ笑いながらそう言うと、陸は苦笑した。 「父さんが帰ってきたら宴会になるからね」 凜は声を出して笑うと、手に持っていたビールの缶を、陸の缶にあてて乾杯した。 「ほんっとうに、よかったな、陸」 凜はそう言ってニカッと笑った。
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