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「そりゃ、陸の作ったご飯は美味しいし、陸に頼まれたご飯を作らなかったのはなっちゃんが悪い」
「そうだろ？」
海は得意げに言った。
「でも、なっちゃんは謝ったんだし、まだ慣れてないんだから海も許してあげるべきだよ」
「そうでしょ？」
今度は渚が嬉しそうに言った。
そんな２人に、凛は怒った表情で言った。
「でも１番悪いのは、陸とした約束を破ってる２人！こんなんじゃ陸が安心してフランスにいられないでしょ!?」
｢｢うっ……｣｣
海と渚は、しまったというように顔をしかめた。
そんな２人を見て、凛はニッコリ笑って言った。
「わかったなら、仲直りの握手して」
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