重荷

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すると、さやかは苦笑して頷いた。 「そうね。ふふふ……、わたしの方が全然年上なのにカッコ悪いね」 その言葉に、海は声を出して笑った。 「誰でもカッコイイ時はとことんカッコイイし、カッコ悪い時はとことんカッコ悪いもんスよ。それに、年上って言ったって3つ4つくらいでしょ?」 その言葉に、さやかはキョトンとしてクスクス笑った。 「ありがとう、海くん。でも、わたしは海くんたちより11歳年上よ?」 その言葉に、海は唖然とした。 「……マジっスか?」 「マジっス」 そう言って、さやかはクスクス笑った。
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