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凛の病室に戻り、隆志に医者との会話を話すと隆志はニカッと笑った。
「じゃあさ、とりあえず明日から凛くんのお母さんが描いた絵を持ってきてみようぜ」
「そうね。……隆志、悪いんだけど、その絵……」
「わかってるよ。置いてく。
っていうか、これは凜くんの物。
俺が持ってるより、その方がいいだろ。
明日から持ってくるやつも、ここにどんどん飾っていったらいいよな?」
「きっとそれがいいわね」
さやかは隆志の提案に、ニッコリ笑って頷いた。
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