*まず始めに*

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*まず始めに*

―姓名判断― 東洋の占術は姓名判断に限らず、人相でも四柱推命でも一個の人間を小宇宙、あるいは小天地に見立てることから出発します。 そして、その宇宙が一つの美しい絵となって描かれているか、あるいは砂漠を描いたように殺伐とした絵になっているかによって、その人の本質や運勢、家庭運、結婚運、適職運、恋愛運、あるいは健康運など、一般に運勢として総称される事柄について診断するものであります。 美しく心癒されるような宇宙を描いている人は、それだけ徳が高いとして、それなりの素晴らしい人生が約束され、また、反対にとげとげしい宇宙を描いている人は、それだけ紆余曲折した人生を歩みやすいと判断します。 そして、姓名判断は単に字画のみを数えるという訳ではなく、五画のバランスや五行のバランスなど、総合的なことで運勢の良し悪しを計り、個人を一個の小宇宙に見立てるというものになります。
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