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今日はウキウキ日曜日。
そして、ここはとある高級住宅街。
俺の家なんて倉庫に思えてくる馬鹿でかい家ばかりが並ぶ異空間だ。
その中でも王者と呼ぶに相応しい風格を持つ家の前に俺はいる。
この家こそ女王、慈恩寺呉羽の家なのである。
相手に威圧感さえ与えそうな門の前でピンポン(名称忘れた)をおす。
すると門が開き中から一人のメイドさんが現れたのだ。
彼女の名前は『神羅(しんら)』
日頃、神羅さんと呼んでいる。名字は知らない。
神羅「啓太様。お久しぶりでございます。
お元気そうで安心いたしました。」
神羅さんは俺に優しい唯一といっていい女性だ。
その穏やかな笑顔を見るだけでかなり癒される。
啓太「ありがとう、神羅さん!
そう言ってくれるのは神羅さんだけだよ…
今日はお嬢に呼ばれて来たんだ。」
神羅「存じております。
どうぞ、こちらへ。」
丁寧に受け答えしてくれる神羅さん。
あの暴力しか取り柄のないクラスの女子共に見せてやりたい。
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