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啓太「気のせいだよ。
神羅さんが俺なんか相手にするかよ。」
当然だ。
俺は自分ってものがわかってる。
今までの勘違いの数々がいい経験になってるわけだ。
するとカルラはやれやれといった感じに首を振った。
こいつ、なんかムカツク!!
カルラ「分かってねぇな。
いいか?神羅はお前みたいなダメダメでヘタレな奴見ると母性本能が刺激されんだよ。ためしにアイツにちょっと甘えてみな。
すぐに未来の嫁と万能なメイドが手に入るぜ。」
ニヤニヤしながら焚き付けてくる駄メイド×1。
だがなカルラ。
お前なら対処の仕方はあるんだよ!!
啓太「でも俺、嫁にするなら神羅さんよりカルラの方がいいな。」
カルラ「は、はぁ!?
お前、い、いきなり何を言ってんだよ。」
カルラは顔を真っ赤にしている。
こいつは他人のそういう話は大好物だが自分自身は小学生並の耐性しか持っていないのだ。
なので、
カルラ「ば、馬鹿野郎!
アタシみたいな男女が良いわけないだろ!?
か、からかうな!!」
こういう具合でテンパるのだ。
カルラ自身も美人なのだが本人に自覚は無いらしく、自分を非モテだと思っている。
ふん!お前が非モテなら俺はなんだってんだよ。
本物の非モテを舐めんなよ!?
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