第三話「メイドさんパラダイス(仮)」

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神羅「…申し訳ございません。 すぐに代わりを持って参りますので。」 し、神羅さんが、今までに見たことが無いほど無表情だ! いくらヘタレな俺でも分かる。 これは不味い状態だ!! 啓太「神羅さん、違うんです! 今のは本心からじゃなくて、ただカルラに仕返ししようとしただけなんです!」 神羅「…では今までのは全て嘘で、私の事は全く嫌っていないと?」 神羅さんは不安気な表情で聞いてくる。 この顔を見て嫌いなんて言える奴は男じゃねえ! もちろん、直ぐ様首を縦に振りましたとも。 神羅「そうですか… 早とちりしてしまって申し訳ございません。 直ぐに変わりのお茶を持って参ります。 その後は『ずっと』お近くにおりますので、何なりとお申し付け下さい。」 心底安心した表情の神羅さん。 俺もかなり安心した。 あの無表情は怖かったからな… だがいつの時も水をさす奴はいるわけで、俺は奴の存在をすっかり忘れていた… カルラ「でも、アタシと話してる時の方が楽しそうに話すよな?」 場の荒し屋。 空気を読んだ上で嫌がらせをする女の異名を持つカルラだ…
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