彼氏

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まるで嵐が去ったかのようだ。 それより月先生は何しに来たんだろう…? そして蓮谷の機嫌がかなり悪くなったのが、美波にも分かった。 原因がよくわからないが…。 美波「先生…?さっきはごめんなさい。痛かったですよね…」 美波は落ち着きを取り戻し、謝った。 そっと蓮谷の額に触れようとしたーーー しかし蓮谷本人に阻まれた。 怒ってる…美波はそう思った。 蓮谷「痛い。」 美波「氷貰ってきます」 蓮谷「氷なんて必要ない。だからーーーーー   キスして。」 美波「へ!?」 突然の発言に驚いた。 蓮谷「早く。」 美波の腕を掴み、逃がす気はないらしい。 美波「で、でも…」 恥ずかしすぎる…/// 自分の頬が紅潮するのが、分かる。 蓮谷「……」 じっと美波をみている蓮谷。 てか顔が近い…/// 意を決して背伸びをし、蓮谷の額に軽く唇が触れる。 したあとの方が、恥ずかしさが込み上げてくるのは何故だろう。         
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