真実

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蓮谷「わかったよ。で、なんだ?」 美波「だから、途中から様子が変だった理由です。」 さっきも言ったのになぁ。 蓮谷「それはだな…かくかくしかじかで」 美波「二次元でしか使えない言葉、使うのやめてくださいよ。意味不明ですから。」 流石に美波も、じれったくなってきたようだ。 なかなか話さない蓮谷も大人気ない。 蓮谷「冗談だ。それは…」 ようやく話し始めた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー たしか…美波が熱を出して、倒れたときだったよな。 俺は急いで保健室まで川崎を運び、ベッドに寝かせる。 保健医の先生はいないらしい。 とりあえずタオルを冷たい水で絞り、こいつの額に乗せる。 美波「んっ…」 不意に美波から声が漏れた。 熱があるせいか普段よりも、色っぽい。 その声を聞いた途端、俺は美波に触れたくなった。 でも抑えなくては。 仮にも相手は病人だ。 美波「…んんっ……」 またしても。 こいつは何だ? 俺を誘っているのか? 気が付けばキスをしていた。 こいつ相手に 何やってんだ、俺…。         
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