真実

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その次の日 もう少しでHRが始まるときだった。   ガラッ 扉が開く。 朝から人が来るなんて珍しいな… そう思って顔をあげると あいつがいた。 美波「あの、この前はありがとうございました。」 蓮谷「もう大丈夫なのか…?」 美波「はいっ!すっかり治りましたよ!」 そう言って笑顔になる美波。 あー… 笑顔はやばいだろ 可愛い… て、こんなことを考えてる場合じゃない!! 「もうここには来るな」 そう言うと あいつは驚く。 誰でもそんなこと言われたら、驚くか… 悲しそうな表情に変わる。 俺の言葉で傷つけてる そんな罪悪感が込み上げてくるが、自分が決意したことだ。 こうして、こいつを突き放した。         
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