俺のドリルを受けてみろ‼

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2110年、世界はバルバドスと呼ばれる謎の金属生命体から攻撃を受けていた。 これまで人類が保有していた兵器では歯が立たず、人類は徐々に追い詰められていた。 そんな、人類滅亡の危機が迫った時代に、一筋の光が、遥か極東の地から差し込んだ。 白い身体に緑の瞳、両腕には回転式掘削機、そう、ドリルを持った鉄人が現れたのだ。 「バルバドスは、俺が潰す!うおおぉぉぉ!」 そうコックピットで叫ぶのは金崎岩削。この鉄人のパイロットだ。 今や国連から正式に対バルバドス作戦への参加を要請された岩削は、元々土木作業用のマシンにバルバドスを融合させた鉄人に乗り、こうして戦っている。 そもそも、普通の土木作業員が何故人類の救世主的役割を担うようになったのか、その理由は追々語られることだろう。 「くらえ!スーパードリルアターック!」 鉄人の右腕のドリルが巨大化して回転を始めると、そのままバルバドスの群れに向かって突っ込んだ。 「俺のドリルを受けてみろ!」 岩削の戦いは続く
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