口に出すと全てを壊してしまいそうで

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まだ戦争の爪痕が残っていた時代 私は叔父さんの紹介をもらい街で一番の大きな屋敷、『佐倉家』で手伝いをさせてもらえることになった 私は学校を出たばかりで働くことなとしたことがなかったが家では兄弟たちの面倒を見ていたし、なにより給金が良かったのだ 住み込みのため家にはなかなか帰られないが兄弟たちに美味しいものを食べさせてあげなければという想いがあった
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