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フィナーレを終えて、部屋に戻り眠りにつく事が出来たクレア。ベッドに入ると疲れたのか一瞬で眠ってしまった。
ゼファイドは、まだ部屋に戻ってはいない。する事が沢山あったからだ。
「デスの事だが何か分かったことはあるか?」
「姉さんにやけに執着しているとしか言えませんが…」
「クレアをどうするつもりなのか分かるか?」
「推測ですが、何かの生け贄でしょう。」
「デスは、元は邪剣シリョウからの怨念で誰かが人の姿を与え蘇ったにしか過ぎない。しかし、奴が冥界の王であるはずが無いのは事実だ。」
「ハデスが冥界の王だと言われていますがまだ復活をしていない様ですね?」
「だから、クレアが必要なのだろう?光の力を持っているからな。」
ゼファイドとデュシスは、ハデスの存在にため息をついた。魔界にとっても脅威になるからだ。デスの存在も厄介だがハデスも復活すれば面倒な事になる。
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