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◇・始まり・◇
悪魔の言い伝えとか
仕組みとか知らないから
適当に創ります。
読まなくても平気。
読んでもコノ話の、無駄知識が増えるだけ。多分本文には係わらない。
《だいたいの仕組み》
サタンの側近の十三本柱と呼ばれる悪魔達は、代々魔王に使えており、魔界のそれぞれ十三の領地を手にしている。
魔界にも小さな国や大きな国が在るが、その国々の王族の最高責任者…というかまとめ役が魔界の王サタンである。
そのサタンの側近の権限は各国の王の権限より重い。
それではその権限を悪用されやしないか?という疑問が各国が集まる魔界会議の時、新しく王になった奴に毎回出されるのだが、
ソレに関しては問題無い。
十三本柱と言っても結局のところ、名称に過ぎないのだ。
つまりどういう事かと言うと、
大体の十三本柱の人選のベースは代々魔王の側近をやってきた家系から出ることが多いが、魔王がその家系の出の奴が気に入らない場合、又はその家系以外から側近にしたいと思う奴が居た場合、魔王は好きにそいつを十三本柱に加える事が出来る。
だが、それは同時に代々続いていた十三本柱の家系をどれか一柱崩すこととなる。
魔王にはその権限がある。
もし、魔王自体が道を踏み外しき悪しき王だった場合、この魔界は壊滅的だ。魔界の住人は良くも悪くも魔王に絶対服従。それが魔界に住む数多くの者達の暗黙のルール。
この魔界は数千ほど昔より、封建制を採っている。魔王一人の寿命は長くその間に十数代以上の先代がいたが、現王サタンに至るまで今のところまだ道を外した王は現れていない。
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