第一章

7/40
前へ
/262ページ
次へ
…居間にて… 「さて愚弟よ、取りあえず死ぬか。」 「手始めで死ぬのか?!」 木刀で殴られたからか、夏野の頭には包帯が巻かれている。 「がたがた言うな屑。さっさと死ね。」 「こわっ…」 「というのは冗談で。夏野、お前倉庫で何か見たか?」 「…?見てないけど?」 「ならいい。」 「なんだよ気になるから言えよ!!」 「五月蝿いぞゴミクズ。黙りたいか?」 朱哉はテレビのリモコンを夏野に投げ付ける。 「うわぁ!!」 「チッ…」 朱哉は次に夏野の携帯を投げ付けた。 「それ俺のぉお!!」 と言いつつ避けてしまった。 バンッパキッ
/262ページ

最初のコメントを投稿しよう!

42人が本棚に入れています
本棚に追加