過去の悲しみ

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御祖母さんの家はとても広くて屋敷のような家だと聞かされていた 「お母さん…ボクあっちの学校で友達できるやろか?」 車に乗りそんなことをお母さんに言えばお母さんは悲しい顔をしてボクを抱きしめてくれたこの時ボクはまだわからなかったんだ それから2時間やっとお婆さんの家について車から降りた やはり家は思った通り昔の豪邸のような家でなかに入ればすごく広かった 「いらっしゃいよく来たねぇ」 ニコニコしながらでてきたのは優しそうなおばあさんだった 「久しぶりですお母さん…では…」 お母さんはボクの肩を掴みお婆さんの方へと近づけたすると手を離しボクから離れて行きお母さんは車に乗ってしまった 「お母さん…何処行くんや?」 .
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