1::張三李四:チョウサンリシ

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  「…話さな?」 僕が何度もコクコクと首を縦に振ると、夜は諦めたように腕を組んだ。 「同級生にさ、地味でなにもかもが普通な男子がおったんね」 へ、平凡受けキター! まさかの夜が攻めとか…! 「仲がいい奴らとゲームで負けて罰ゲームで告ったん。まぁ、男子校じゃないけ…」 「相手は疑心暗鬼、夜は罰ゲームで告ったのに…段々本気になってきたみたいな展開?!不良×平凡の典型的な展開じゃないか!!でも夜は脅しで告白してなさそう!むしろ直球で付き合ってくれ、だよね!?」 王道そうで、王道じゃない感じ!テンション上がる! ふと、夜を見ると綺麗な顔が引きつっていた。 「なんで分かるん?」 「え、当たり?」 どうやら当たっていたらしい…。 「腐男子の勘さ!キラ…ひゃっ」 ッと星を表現?してないのに頬っぺたを摘ままれた。僕、さっきからつつかれたり摘ままれたり散々だよ。  
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