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夜の国道。明るいうちは車の往来が激しいが、夜になるとちらほらになる。
彼女はまだ若かった。25歳の時亡くなったのだ。ジーパンにトレーナーが彼女のお気に入りだった。お洒落な服は動きにくくて嫌いだった。髪は肩胛骨まであった。
彼女の傍らを車が通りすぎていく。
この辺りの道を通る車は家から少し遠い場所に勤めていたり、小旅行の帰りであったりして少し疲れ気味である。
その中に小旅行から帰ってる途中の人物がいた。
高校時代のサッカー部のメンバーである。
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