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《おまけ》
その1:イーリン誕生秘話
作者:えー、とある疑問にお答えするために、使用人のヘレネさんにお越しいただきました。
ヘレナ:一体なんの用ですか?
作者:あのね、なんでイーリンが生まれたのかな?と。アーシュならロゼルナの体を心配してその……結婚しても手はださなそうっていうか。
ヘレネ:ああ、その件ですか。夜な夜な、お二人の寝所からアーシュ坊ちゃんのうめき声が聞こえてましたよ。「やめてくれ」とか「助けてくれ」とか。それだけ言えば察してください。
作者:……よくわかりました。
ヘレネ:じゃ、わたしは、イーリン嬢ちゃまのお昼の支度があるので。
その2:某読者さんからいただいたネタを台詞にしてみました。
(イラシア王宮にて)
ラジェル:新しい側室を迎えようと思う。
イーリン:え……。そ、そういいんじゃない別に。って、いうか側室迎える前に姫さまのところに……!
ラジェル:入れ。
アーシュ:(こそっ)イーリン……。
イーリン:お父さま!? どうしてここに!?
アーシュ:ごめんよ、イーリン。お前の仕事ぶりが心配で、イラシアまで様子を見に来てしまったんだ。そしたら捕まって……。
ラジェル:これからは親子で俺に仕えるように。
イーリン:はい?
ラジェル:俺は、この人を見て「ヘタレ萌え」に目覚めたのだ。悪いか?
イーリン:いや、ちょっとまって、それおかしいから!
ラジェル:おかしくない!
そして3人はいつまでも幸せに暮らしました……ってなことはありません!
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