そんなキミが

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「ねぇ」 「はい?」 「はい、じゃないよ  何なのこれは」 「何ってネコのコスプレですが」 「そんなのわかってるよ  なんで僕の家に上がりこんで  プレゼントとか言いながら  くだらないじゃない」 「くだらなくないです!!  僕は雲雀くんに着てもらいたくて…クハッ」 「鼻血拭こうか…」 「すいません…」 「で、僕は寝たいんだけど  もう夜だし」 「だからこそ着て下さいよ」 「寝込み襲う気?」 「はi((ドガッ 「気持ち悪い、帰れ」 「ちょ、ごめんなさい  ほんとはキミに逢いたかったんです」 追い出そうとする雲雀の腕を掴み 骸は自分の胸元に抱き寄せた 「…むく、ろ」 「また…近々逢えなくなるので…  僕も早く出たいんですがね  だから…今だけこうさせて下さい」 コクッと頷き 雲雀は骸の背中に手をまわした  END (やっぱり僕は相当この馬鹿が…クスッ) (何笑ってんですか?) (何でもないよ あと今日だけネコのコスプレ着てもいいよ) (ほんとですか!?)  
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