反日問題Q&A初級 初級編

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「南京大虐殺」について、どのような主張があるの? (答) 昨年日本でもニュースになった中国のチベット人虐殺や、かっての天安門事件、あるいは法輪功弾圧などと違って、いわゆる「南京大虐殺」には具体的な虐殺例が見出せません。 上海~南京周辺で日本軍と国民政府軍の戦闘があり、死傷者が多数出ていますが、それらは通常の戦闘行為の死傷者の範疇を超えません。 また、南京周辺の戦闘で破れた国民政府側の敗残兵、もしくは付近の野盗が、住民を虐殺する事件が発生していますが、これは、もとより日本兵の犯行ではありません。 こうした「南京大虐殺」に関する主張(「学説」とは言い難いので、ここでは敢えて「主張」と表現します)を一応列挙すると、以下の様になります。 否定派(限りなく0人に近い)、東中野修道教授、渡部昇一名誉教授、藤岡信勝教授、櫻井よしこ氏、阿羅健一氏、冨澤繁信氏、水島聡監督 中間派(数千~数万人)、板倉由明氏、畝本正己氏、秦郁彦教授 肯定派(数十万~30万人)、洞富雄氏、笠原十九司氏、本多勝一氏、中国政府現在まで「肯定派・中間派」によって証拠に挙げられている物は以下の通りです。 証言 やはり裏づけがあるものはありません。 証言について特筆すべきことは、『撫順の奇蹟を受け継ぐ会(旧称 中国帰還者連絡会)』所属の元軍人による証言です。この団体は『中国の撫順と太原の地において育んだ精神を受け継ぎ、反戦平和と日中友好のための諸活動を通じて、世界平和に貢献する。』を目標としています。 中国の撫順(ぶじゅん)には『撫順戦犯管理所』があり、そこでは洗脳が行われていました。戦犯をあえて優しく親切に扱い信頼させた上で、彼らに中国のプロパガンダ本を渡す。ひまをもてあます彼らはプロパガンダと知らず本をむさぼり読み、やがてその本に洗脳される。そこへ「自らの罪を洗いざらい晒せ。」と命令する。いくら罪を晒しても、「まだ不十分だ、もっとあるだろ!」などと言って徹底的に突きかえす。こういう過程を踏んで洗脳が行われていったのです。
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