～背中の絵が消えない母～

～生い立ち～

そんなある日───‥

必死に働く母親には
いつの間にか彼氏が
出来ました｡

特に普段の生活も帰宅時間も
変わりなく､相変わらず
娘は寂しい思いなんか
全くしていませんでした｡

娘がまだ２歳の頃──

｢お兄ちゃんが好きな物
買ってあげるよ😃｣

｢いらない！ママが全部
買ってくれてるもん！｣

母親は苦笑い…‥

｢じゃあディズニーランド
行きたくないよねぇ…‥😅？｣

｢…‥?！
　美保ちゃん行きたいかも…
ねぇ…ママぁ､行きたーい😏💧｣

『じゃあ今から行こう😆🎵』

そんな生活を続けてるうちに
自然と娘は母親の彼に
懐くようになり､次第に

母親と彼は"結婚──"

結婚とゆう道を選びました｡

その頃､娘は５歳｡

｢ママのドレスきれーい😃‼｣

大好きな母親と､新しい父親と
３人でバージンロードを
歩きました｡

…‥？
そこからあたしの
人生おかしくなったのかな？

そんなはずないよね？

───ねぇ？ママ｡

ママ？