40人が本棚に入れています
本棚に追加
「そうなんだよ、奥田くん。
俺だけだと不安だし、
奥田くんもどうかと思って。
田中くんもいるなら田中くんも。」
冬弥めっちゃ笑顔だ!!
家で見る怖い笑顔だ!!
「木原 冬弥先輩ですよね?
…夏ちゃんのお兄さんの頼みなら構いませんよ。」
先輩お得意の爽やかスマイル。
……なぜか、
キュンとしてしまう私ってどうなんだろう…。
そして、サラリと先生ではなく
冬弥の頼みならっていったよね(笑)
「あ、俺は…」
「ほら田中ー!
笹倉先生が用事頼みたいらしいから
言って来なよ!!」
真奈が田中くんを笹倉先生のもとに
背中を押した。
可哀想な田中くん、
連れて行かれてしまった。
頑張れ!
「夏…。お腹減った。」
「私も。」
最初のコメントを投稿しよう!