40人が本棚に入れています
本棚に追加
そんなある日。
「木原さん!
ちょっといいかなー?」
あ。真奈の好きな人の
田中くんだ。
田中くんは
クラスの中心にいるような感じの人。
正直私は苦手。
「何?」
背の高い田中くんを
睨み気味に見た。
「あんさ、
俺と付き合わない?」
「は?イヤ。」
「なんでだよ?」
「『付き合って』なんて
私より真奈に言えば?
私は田中くんみたいな人
苦手だし。」
「っんでだよ」
田中くんは
私の手を掴んでキスしようとして来た。
や…ヤダ!!
思わず目を伏せた。
「おい。田中。」
最初のコメントを投稿しよう!