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キスは、首筋、鎖骨から始まり、身体中の、至る所に降り注いだ。
何度か身体を重ねているのに、私の方も、押さえが効かず、何度も別世界へ旅立っていた。
翌朝、目覚めると、しっかりと身体に巻き付く腕があった。
淳也の寝顔は、とても綺麗だ。
その頬にそっとバレないようにキスをして、腕を身体から外し、上半身を起こす。
そういえば、ソファーからベットにいつ移動したのだっけ?
脱いだ服が近くになく、どう取りに行くか悩んでいると、
「最高の目覚めだな。」
淳也の寝起きの低く掠れた声がした。
「キャッ!!」
淳也の手により再び彼の胸におさまる形になった。
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