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いまでも、
日常で何気なく貴方を
想う度、
訳もなく泣きたくなるの
でもね、哀しみから
気がついた事があるの…
私と貴方は同志だったんだね…って
逢えずとも
心、静かな深海で
いつまでも呼応しあう
2つの光のゆらぎ。
きっと、貴方と私だからのこそのかたちだね。
何からも阻まれない想いの
究極のかたちになったんだね。
わかったよ…
私は、これからも、
私が選んだ道をしっかり、生きるよ。
見ててね。
そして、
私が逝くときは、
どうか迎えに来てね。
迎えに来たぞって
あのくしゃくしゃの笑顔で笑ってね。
そのとき
おばあさんになった私は
貴方にうなずいて、
私は、
貴方が
やっぱり好きで、
しょうがありませんでした……。
って静かに笑うから…
逢えない貴方へ。 保乃より。
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