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「なっ…なんで!?」
アタシの声は完全にうわずっていた。
予想以上の動揺を見せるアタシに
さくらはキョトンとしながら答えた。
「…だってね、見た?洗面台。
歯ブラシ2本あったよ✌しかも片方ピンク😏
クレンジングオイルまで置いてあったんだから‼✨
絶対彼女いるでしょ~ナオキくん(笑)」
…さくら、すごい!!
男の子とつきあったことすらないアタシには
なかったよ!そんな発想!!
アタシは
さくらの言ってた『フリーじゃない』コが
カズくんじゃなかったことにホッとしながら
言われてみれば確かに…
と妙に納得してしまった。
歯ブラシはもしかしたら友達のだったとしても
クレンジングオイルは女の子のに間違いないもんね。
アタシは1つ年下のさくらを
思わず尊敬の目で見てしまった。
「そぉなんだ…😓ごめんね、彼女いるかどうかとかコンパ前に詳しく聞いてなくて💦」
「や~全然いいよ(笑)てか聞いてもきっとしらばっくれてたんじゃない?」
「そっか…😓そうかも💦」
ナオキくんは彼女いるのか…
てことは他のコにもいる可能性あるよな~…
カズくん、どうなんだろう…
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