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「もっ…もしもし…」
アタシの声は完全に上ずっている。
「もしも~し✋ヒトミちゃん⁉」
…カズくんの声だあぁ❤
「あ…うん✨カズくん?
ど~したの~ビックリしたよ😃」
よしよし、カワイイ声出るじゃん、アタシ。
「や~こないだのお礼言おうと思って😃ありがとうね~✨
オレ先帰っちゃってごめんな💧」
「全然イイよ~😃こちらこそありがとう❤楽しかったね~🎵」
「よかった🎵
…ところで、女のコ側で誰か気になるヤツいるってコとかいる⁉
よかったら連絡先とか教えるけど~😃」
えっ…
それってアタシも含め、ってことだよね?
…アタシはカズくんに決まってるのに…
アタシにも聞いちゃう?それ…
「あ~…うん、みんな特に何も言ってはなかったけど…」
一気にテンション下がったアタシは
声のトーンまで下がっていた。
「そっか~…😓
…ヒトミちゃんは⁉誰か知りたいヤツとかいないの⁉⁉」
えっ……
だからアタシはカズくんだってば…
そんなこと聞かないでよ…
これって脈ナシってことなの…?
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