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「あ~…アレ、俺のツレだわ(笑)」
…ツレ!?
カズくんの視線の先をたどると
長髪にパーマ 腰パンでガニ股の男の子が
ニヤニヤしながら近づいてくる。
カズくんの友達だけあって
イケメンではある。
…んだけど なんか…
…チャラそう(笑)
「何してんの、お前(笑)」
そのコがカズくんに
楽しそうに話しかける。
「お前こそ(笑)何でいんだよ😏」
口ではそんなこと言いながらも
カズくん 顔は嬉しそう…
きっと仲良しなんだろうな~。イイな~…
そんなことを考えてると
カズくんがアタシの方を振り返って
少し申し訳なさそうにこう言った。
「ごめん、ちょっとだけ待っててもらっていい~?😅」
…え~。
正直アタシは
早く2人っきりになりたいんだけどな~…
「あ、うん😃全然イイよ~🎵」
心とは裏腹に
ここでもイイ女ぶるアタシ(笑)
「ごめんなぁ⤵ちょっとユウヤ追っ払ってくる😅」
そう言うとカズくんは
ユウヤくんと呼ばれたその友達を連れて
アタシから少し離れて
ごにょごにょ内緒話を始めた。
…気になる!
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