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その直後
ユウヤくんがアタシの方を
一瞬見た。
…気がする。
そして聞こえたフレーズ。
「…イイんじゃない?」
『イイんじゃない?』って…
なにが?なにがイイの!?
もしかして
アタシとカズくんがお似合いとか
そういう話!?
…だとしたら超イイヤツじゃん!ユウヤ!!
どこまでも能天気なアタシは
自分に都合のいい解釈をすると
1人で勝手に舞い上がっていた。
「じゃーな✋」
ようやく話がおわったらしく
カズくんがこっちに戻ってきた。
「ごめんな~💧アイツしつけ~の(笑)」
「大丈夫だよ~😃仲いいんだね❤」
上機嫌のアタシは
ニコニコしながら答えた。
「ま~腐れ縁みたいなもんだけどな😅じゃ、いこっか✨」
「うん❤」
ようやくアタシたちは駅を離れ
どこにでもある大衆居酒屋でごはんを食べることにした。
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