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カラオケは暖房があまり効いていなくて
アタシがちょっと寒そうにしてると
カズくんが
「着る?」
と自分の上着を貸してくれた。
…やさしーッ❤
カズくんはなんか…
アタシのことちゃんと
『女の子』として扱ってくれる❤❤
今までそういう経験のなかったアタシには
すべてが新鮮だった。
カズくんの上着についてる
甘い香水の香りに包まれて
幸せな気分に浸ってたアタシは
もう ほとんど
カズくんのことを好きになってたんだと思う。
深夜1時。
このままカラオケでオールするのかな~?
と思っていると
カズくんが思い出したように
こんなことを言い出した。
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