91551人が本棚に入れています
本棚に追加
カズくんが
コタツから布団に移動してきて
アタシの左隣でゴロンと横になった。
アタシはカズくんとの距離の近さに
も~心臓が飛び出そうなくらい!
ドキドキしてた!!
しばらく超至近距離で話をした後
カズくんが突然
自分の左腕をゆっくりと
アタシの頭の上に持ってきた。
そのまま
アタシの頭を持ち上げて
その下に 自分の腕を敷いた。
カズくんの左腕で腕枕されながらアタシは
もしかしたらさっきのカレンダーは
何かの間違いじゃないのかとさえ思えてきた。
今までに感じたことのない
極上の幸せが
アタシの判断能力を鈍らせていた。
もしかしたらユウナとつきあったのはカズくんじゃなくて
カズくんの男友達とかかもしれない。
そのコが勝手にカズくんのカレンダーにあんな事書いたのかもよ?
それか もしかしたら
ユウナって女友達か親戚とかが
冗談であんなこと書いたのかも?
…なんて
『もしかしたら』論を
頭の中でひたすらつくりだしていた。
最初のコメントを投稿しよう!