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カズくんが コタツから布団に移動してきて アタシの左隣でゴロンと横になった。 アタシはカズくんとの距離の近さに も~心臓が飛び出そうなくらい! ドキドキしてた!! しばらく超至近距離で話をした後 カズくんが突然 自分の左腕をゆっくりと アタシの頭の上に持ってきた。 そのまま アタシの頭を持ち上げて その下に 自分の腕を敷いた。 カズくんの左腕で腕枕されながらアタシは もしかしたらさっきのカレンダーは 何かの間違いじゃないのかとさえ思えてきた。 今までに感じたことのない 極上の幸せが アタシの判断能力を鈍らせていた。 もしかしたらユウナとつきあったのはカズくんじゃなくて カズくんの男友達とかかもしれない。 そのコが勝手にカズくんのカレンダーにあんな事書いたのかもよ? それか もしかしたら ユウナって女友達か親戚とかが 冗談であんなこと書いたのかも? …なんて 『もしかしたら』論を 頭の中でひたすらつくりだしていた。
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