初めての

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「えっ…」 アタシは一瞬考えた。 もしかしたらアフロくんがアタシの言ったこと カズくんに伝えるかもしれない。 …だったらちょっと大げさに褒めるくらいの方がイイよね? 「うん❤超優しいよ~😃」 とアタシは答えることにした。 もちろんウソじゃないしね! するとアフロくんが 予想以上の食い付きを見せた。 「そぉなんだ~(笑)アイツひとみちゃんといる時どんな感じなの?😃」 「今の感じと変わんないと思うよ~?(笑)」 …なんか… こんなこと聞かれちゃってアタシ… ちょっと彼女みたい? なんて調子に乗っていると カズくんが電話口に戻ってきた。 「ひとみちゃん😃ごめんな~💦アイツに変なこと言われなかった?(笑)」 「普通に話してただけだよ~😃」 「アフロ…お前なんか余計なこと言ってないだろうな?😒」 「べつに❤」 アフロくんがおどけながら答えてる。 「カズ、お前ひとみちゃんには優しいんだってな😏」 「げっ💧何お前そんなこと聞いたの😱」 「オレにもそれくらい優しくしてくれよな~❤」 「うっさいわ(笑)早く店もどれ😒」 アフロくんが控え室から出ていった。 「ひとみちゃん、アイツの言うこと気にしなくてイイからね😅」 「えっ?…あ、うん✨大丈夫だよ~❤」 全然大丈夫じゃない。 気にしないわけない。 まるで彼女みたいな扱いに アタシの頬がさっきから ゆるみっぱなしなんですけど。
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