オンルッカー

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オンルッカー

 いつも決まった表情で  眠たげに、紅茶を啜って  ふわあ、  欠伸をひとつ。  雲が流れていくね  ああ、なんて空は青いんだろう  もうすぐ日が沈むなあ  明日は晴れかな、それとも、  ぐるぐる巡る思考は  だらしなく  口から零れ落ちていく  いつも決まった表情で  冷めきった紅茶を啜りながら  ふわあ、  欠伸をひとつ。  夜が来たからおやすみなさい  朝が来るならおはようございます  そんでもって、  たまに、昼夜逆転とか。   ぼくはオンルッカー。 (ひたすらに世界を見つめる傍観者)  
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