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……?なんでしょうあの構えは。
やはりどこかの流派が混じってるんでしょうか?
総司は不可解な楊介の行動をじっと見つめる。
楊介は腕をぐぐぐっと自分側に引いてニコォッと笑った。
「沖田先生!一つだけ教えてあげますよ。
俺は今から突きをします。捻りの無いただの突きです。
避けて下さいね~?」
「ただの…突き?」
楊介ははいっ!と言って髪をガッと掻き分けた。
沖田はピッと神経を張り積める。
「いきま~す。」
楊介がふらっと手を挙げた。
「……あれ?」
なんで?
「総司っっ!!!」
隙なんて見せなかった筈なんだけど……
見逃さないように見つめてたんだけど……
なんで私飛ばされてるんでしょうか?
『ズッダアァァアアン!!!!』
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