幸せ

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あれから俺達は別々の進路へと進む事になった。 俺は都内T専門学校、美依は都内のW大学へと進学した。 それからあの問題騒動の発端となった優翔とも何故だか仲良くなった。 時折、メールをしたり遊んだりもする。 「おーい」 ほら、 噂をすれば…。 「優翔…今日は、なんの用?」 「暇だから」 何処か憎めない屈託の無い笑顔でそう答える優翔。 「何すんだ今日は?」 「分かんない」 不思議そうな眼差しで僕を見る。
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