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『『………………』』
「「………………」」
はぁ?
思わず辰眞もミッシェルも呆然としたらしく、しばらく誰も、外野なはず(東いわくリポーター)の涼都と東でさえ唖然とした。
「ぃ―…ぃま」
彼は何を言った?
唖然、呆然、放心、な状態の周囲に京極は全く頓着しない様子で続ける。
『上からモノを言うなと言われても君は176~178ぐらいだろう。私は182あるから君より少々デカい。どうしても上からになってしまうんだが……』
「ハッ――」
「ハッハハハハハハ!!!」
涼都は文字通り腹を抱えて爆笑した。
よく見れば東もうつむいて肩を小刻みに震わせている。
そりゃそうだろう。
上からモノ言うんじゃねぇよ、というのがまさか本当に身長的な物理的意味を持つモノでない事ぐらいわかり切った事だ。
それを、
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