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「そのくまでいいの？」
「うんっ」
「じゃあ貸して」
「？、うん」
首を傾げながら渡す秋音。
もう一つ悩んでたアザラシも持つ。
レジまで持ってくと意味が分かったらしい。
「私が買うからいいよ！;」
フード引っ張るなって;
「うるさぐぇっ」
レジに置くと店員が精算を始める。
「４千円です」
秋音が目を丸くして驚いてるけど気にせず支払う。
「え、高いからいいよ;」
秋音を撫でて会話を流す。
「６千円のおつりです、ありがとうございました」
90度も頭を下げてる。
でかめの袋を受け取る。
「ありがと…でも春輝君に買わせるためにきたんじゃないのに…」
「秋音の彼氏ですから」
撫でて気にしないようにさせる。
「貢がせるための彼氏じゃないもん！」
涙目になってる秋音。
「なんで泣くの;」
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