春輝君調査

32/36
前へ
/185ページ
次へ
「もう食べ終わったよっ」 「じゃあ行く?」 「うんっ、ご主人様!」 春輝君の腕に抱きつく。 「なんだそのキャラにもない言葉」 「えへへ///大好きぃ」 ――― 「えー!!これ間に抱いて帰るのぉ!?」 「当たり前だろ、この単車のどこに乗せられるんだよ、俺だってこれコロがすから持てないし」 た、確かに… 「でも春輝君にぎゅーって出来ないじゃん!」 「少しくらい我慢しな」 「はぁーい…じゃあ今充電させて?」 「充電?」 春輝君に思いっきり抱きつく。 無意識なのか撫でてくれてる。 「そうだ、お前これ着てろよ」 私を離すとパーカーを着せてくれる。 「なんで?春輝君寒くないの?」 「男だから」 「へぇ~」 男の子は寒くないのかぁ… んなわけあるかぁっ!
/185ページ

最初のコメントを投稿しよう!

513人が本棚に入れています
本棚に追加