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「ただいまぁ~」
春輝君は無言で靴を脱いで荷物を置いてからソファに倒れる。
「はぁー…まだ3時か…寝る」
「手洗って!」
「やだ」
「…春輝君汚い」
あ…そういう意味じゃないのに!
いきなり無言で起き上がって手を洗いに行くから慌てて着いていく。
「ごめんなさい!そういう意味じゃなくて;」
「知ってる、慣れるようにするよ、いちいち傷ついてたら秋音疲れるだろうし」
うがいをして出ていこうとする春輝君を抱きしめる。
…って言うより嫌われたくなくて行動が先になる。
「ごめんなさい!ごめんなさい…」
「だから大丈夫だって(笑」
撫でてくれるけど軽い発言に涙が止まんない。
「ほら泣かない、可愛い顔が台無しだろ」
強く抱きしめてくれる。
「可愛くない…ごめんなさい…」
「そうやって背負わない」
私の顔を持ち上げて頬を引っ張られる。
「柔らかいな、キスしたくなる」
「いひゃい…」
軽くキスをしてくれて撫でてから
「早く手洗いな」
「いたっ」
デコピンされたぁ…
でも分かってたよ…
春輝君手が震えてたのに…
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