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「でも炊事やらせるために一緒に居るわけじゃないし…」
暗くてまだ見にくいけど春輝君の寂しい声で表情がなんとなくわかる。
「でも結婚したら当たり前に…あ////」
「なに自分で言って照れてんの」
ぽんぽんと頭を叩かれる。
「無理すんなよ、疲れたら休んでいいから、お前責任感強すぎるから」
柔らかい声で言われる。
「春輝君のためなら頑張っちゃうもんねーだ」
出ようとすると止められる。
「そろそろご飯にするから……!」
少し春輝君が小さく丸まっておでこにちゅーされる。
「ありがとう、風呂入ってくる」
「……////」
さりげないとこでもかっこいい///
――――
「春輝君ご飯出来たよー」
秋音が脱衣場に入ってくる。
「ん、今行くよ」
後ろから抱きしめられる。
「早く来てねっ、パパっ」
背中にキスされる。
離れて出て行く秋音を見ると楽しそうにしてる。
ぱ、パパ…
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