デスギャンブル

四章｢超越」

登場人物

立花翔太：本編の主人公。父を奪った｢デスギャンブル」に、復讐を誓う。年上には敬語を忘れない礼儀正しい青年だが、そのせいで周り中おっさんだらけの現状ではひ弱なイメージが否めない。

斉木正俊：立花の上司で面倒見の良い男。営業で培ったセールストークと観察眼で、立花をサポートしようとする。だが、今のところ役に立ったのは、｢勘」だけ。

西野：裏カジノ｢クラウン・フェイルズ」で出会った着流し姿の憎めない男。立花の父を師と仰いでいたようだ。ちなみに｢着流し」とは、ハカマの無い男物の着物を少しくずして着ている様子のこと。

上田：裏カジノ｢クラウン・フェイルズ」のフロアマネージャーにして、｢デスギャンブル運営委員会」のメンバー。何故か立花達に肩入れしている節がある。

向島悟：立花の父の友人。立花に裏カジノを教えた人物でもある。年のわりにお茶目な還暦男。

立花浩太：故人。立花の父。全てはこの男の謎の死から始まった…