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我輩は黒猫の黒である。主は…
「どうもー無事に逃げ切った主の白ちゃんでーす」
無事だったかにゃ
「残念そうな顔してるわね?黒」
そんなことないにゃ
「それならいいけど、あ!皆様、お久しぶりです」
お久しぶりにゃ
「私も黒も逃げ切れたから、またお会いできましたね」
よかったにゃ
「積もる話もあるけど、ゆっくり話してる時間もないかな?」
そのうちに話せばいいにゃ
「そうだね。それじゃあ今回はお約束の新しい話ね」
今回はどんな話にゃ?
「知ってる人は知ってる、彼の話」
…それじゃわからないにゃ
「うん。だからこれから話してあげるわよ」
にゃー
「正確には彼らかな?兄弟なんだけど、兄は通り魔なの」
弟は普通の高校生にゃ
「うん。ずっと弟は不思議に思っていたの、兄は何故そんなことをするのかを」
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