狂気の世界

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初めて切りつけた時に感じたのは、少しの恐怖とそれを上回る高揚感 女性は驚いた顔で振り返る 顔は隠していたから俺の正体には気づかない 恐怖と痛み それが襲ってきた途端、彼女はようやく状況を理解して悲鳴を上げた。 俺は何もなかったように歩き出す 誰かが彼女の元に駆けつける時には、誰も俺を見つけることはできない 隙を見て変装を解いて、何気なく歩いてればいいだけだ。 顔は見えてないし、服が変われば気づかない それがきっかけとなり、俺は次から次へと女性を切りつけていった。 彼女が自分の立場を理解するときにあげる悲鳴 目の前で流れる血 許されることならそのまま、その体を引き裂いてしまいたい もっと恐怖で顔を歪ませてしまいたい そんな君を…俺は深く愛したい。
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