第零話

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『どの道この中に入れない。 まあ私達の力によりおまえはここよりさる事になる』 兵士達は鍵の剣をデスバウンドに向ける。 そこから光を放つ。 光は重なりあい、大きな光になりデスバウンドに襲い掛かる。 ニードラこの光には封印をする力がある。 『この力は鍵王・グーディには及ばない』 デスバウンドは喰らいの力を放ち、光を喰らう。 光は喰われてしまい、消えた。 すると先程までいた位置にデスバウンドはいない。 兵士の背後にデスバウンドは立っていた。 『この中に入れるものは鍵の力を使えないとならない。 だが我の力は喰らったものの力を使う事が出来る。 おまえら全員喰らえば十分な力だろう』 デスバウンドは兵士の頭を喰らった。 兵士は驚き、鍵の剣を構え、デスバウンドを囲む。 『おまえらは本当に愚かものだ』 デスバウンドは喰らいの空間を作り出した。 その中に兵士達は全員が入り、体もろとも喰らわれた。 『最初に喰らうものがこんな雑魚とはな。 だがまあいい』 デスバウンドは掌を翳し、屋根の鍵穴に光を放つ。 門はガタンといい開かれた。 『あとは鍵王・グーディと雑魚を喰らうだけだ』 デスバウンドは城の中に入る。
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