赤角海賊団に出会う

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 「…ふむ、この理論で構成した霊魂召喚は効率が良いか。」  俺はいつものように霊魂召喚の研究・実践をし、数体の召喚に成功した所でメモをとっていた。  「…ふむふむ………ん?何かえらく笑い声が聞こえるな?こんな真昼間から宴会でも開いてんのか?」  何処からともなく聞こえる笑い声を辿れば、港に停泊している一隻の船から聞こえて来ているようだ。  「しかし…なんというか…楽しくて笑っているような感じがしないのは何故だ…?」  そんな事を考えながら、船を眺めていると、一人の子供が慌てた様子で船から飛び出して来た。  ??「だ、誰か~!特にお医者さ~ん!!」  ……興味深い、なんだあの子供は?  頭に深紅の角が生えているようだ…ふむ…どこぞの悪魔と契約でもしたのか?  …研究対象だな…。  ??「…うやぁ!?な、なんか背筋に嫌な寒気が!?」  そう叫びながら、こちらを振り向いた研究た…いや、子供と目が合った。  ??「………。」  見れば見る程に興味深い…角もさることながら、あの糸目…本当に前が見えているのか?  「そこの研き…ゲフンゲフン…子供、何を慌ているんだ?何やら医者がどうかと叫んでいたようだが?」  ??「そうだった!食事してたら急に皆が笑いだしたんだ!いつまで経っても笑いが止まらなくて…!!」  …これはいい機会だ…。  「そうか…。俺は昔、医術を学んでいたから、何か力になれると思うが?」  ??「本当に!?お願いします!!皆を診てあげて下さい!!」  「…ククク…ゲフンゲフン…うん、ならば、早速診に行こうか。」  ??「あ、そうだ!僕はユウ、赤角のユウだよ!!」  「ああ、俺はTORTOISESHELL-CATMAN…三毛猫(雄)だよ。」  ユウ「宜しくお願いします!!」  さてさて、どんなやつらがいるのかな?
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